オリジナルニット美和の求人に年齢制限はありません。
年齢が高いからこそ「技」を持った女性がいっぱいいます。
昔は子どものセーターをよく編んでいたけれど、もう子育ても終わって時間はたっぷりある方。
失礼な言い方かもしれないけれど「編み物が好きなおばちゃん」。
スタッフはみんな最初は「編み物が好きなおばちゃん」でした。

彼女たちは元々素晴らしい腕を持っていますが、仕事として編み始めると互いが刺激となり、よりいっそう「技」を磨きます。

よく私達のニットは編目が美しいと褒めていただきます。
しかしそれには彼女たちの技術が不可欠です。そして技術とはこういう、人と人との出会いがきっかけで向上していくものだと思います。

だからこそ「編目の美」を誇るオリジナルニット美和のクオリティがある。
店をはじめてから30年以上、ずっと杉美和子ブランドを支え続けてくれてる仲間です。

 



 

紫草染(むらさきそめ)とは

古代から紫草(むらさき)色は、その美しさと薬効から大変貴重なものとされ、万葉集や枕草子にも登場、日本人の色彩や美意識の象徴を示すものとして、日本文化の中に深く根をおろしてきました。
それは、中国や古代ヨーロッパでも同様で、優雅、高貴、神秘、永久を象徴する最高級の色彩とされ、伝承されてきたのです。しかし、この紫草色の原料である“紫草(むらさき)”は化学染料の台頭により、引き継がれた栽培や染色の技術と共に姿を消し、絶滅危惧種指定の幻の植物となってしまいました。

しかし石川貴啓氏は、40年以上の歳月をかけ、この“古代紫草(むらさき)”の栽培と色の復元を成し遂げられました。これにより、幻となっていた美しい色彩、紫草による紫草染が現代に蘇ることとなったのです。
オリジナルニット美和は、石川氏とライセンス契約を結び、編みの世界で唯一、紫草染糸による“紫草染装束”シリーズを実現。紫草染の作品を発表し続けています。また石川貴啓氏の染色と共に、ART BOX IN JAPAN『現代日本の衣匠』Vol.1に編物作家として作品が掲載されています。

染め手と編み手の手わざが合わさるオリジナルニット


 

幻となっていた紫草染と出会い、自然の持つエネルギーの不思議に気づきました。 一つとして同じ色が出ない天然の“染め”。紫草染をはじめ、柿しぶ染め、紅花染め、手書き友禅と合成染料には出せない美和オリジナルの色を追い求め続けます。

“皆で作り、継続することが大切…”を念頭に代表の杉美和子自ら当地に赴き、生産者、染色家、県職員の方々とヒザを交えながら作品を創り出しています。

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